コミュニケーションが成り立っていなかったらECではないんです。

長女の時の、トイレトレーニングの話をしていこうと思います。

私は、早くオムツを外したくて、
それなら、昔の人と同じように布おむつだ!

という、結構、短絡な発想で、
布おむつを使うことにしました。

もちろん、紙おむつとの併用でしたけど。

だけど、布おむつに関する情報って、
現代ではなかなかリアルにありません。

一応、里帰り出産をしたので、
実母はいたのですが、

「どうだったっけな?」

みたいな感じで、頼りなかったんです。

当然のように、ネットの情報に
お世話になることになりました。

そうして調べていた時に出会ったのが、
エリミネーション・コミュニケーションでした。

排泄コミュニケーションとかECとか、
言われるものです。

今だったら、おむつなし育児とか見つけて、
私がやりたかったのはこれだ!

みたいになったと思いますが、
長女が赤ちゃんだった14年前は、
ほとんど見かけなかったと思います。

この時は、エリミネーション・コミュニケーションを知って、

これだ!と思ったんです。

排泄を通して、赤ちゃんとコミュニケーションを取るのが、
エリミネーション・コミュニケーションです。

ECでは、赤ちゃんの出す、

おしっこしたい!

のサインを読み取って、
トイレでおしっこさせてあげるんです。

赤ちゃんだって、タイミングが合えば、
トイレでできるんですよ♪

赤ちゃんがトイレでおしっこをしてくれる。

という事は、私にとって、

3つのいい事がありました。

1つ目は、トイレでおしっこやウンチをしてくれれば、
オムツを汚さずに済むという事。

布おむつでしたので、
それによって、おむつの洗濯が1枚減ります。

2つ目は、おまるの掃除をしなくて済んだ事。

少し大きくなった頃、
おまるも用意したのですが、
トイレで直接してくれれば、
おむつと同じで、おまるが汚れないんです。

おまるの掃除は、私にとって本当に苦痛で、
実は、数回で断念しました(^_^;)

幸い、赤ちゃんの時から、トイレでしていましたから、
トイレですることに抵抗がなく、
おまるの出番はなくて済みました。

そして3つ目は、私の自尊心が満たされるということ(笑)

うちの子、赤ちゃんだけど、

トイレでおしっこできるのよ!

っていうね(^_^;)

正直なところ、今思い返すと、
長女が赤ちゃんの時に私がしていたECは、
本当にECだったのかな、というところがあります。

ちゃんと、「コミュニケーション」になっていたのかな、
って思います。

私の一方的な感じになっていたかも、って。

もちろん、当時は必死だったし。

それなりに、トイレでのおしっこも成功していたので、
ちゃんとできている!と思っていました。

それでも、2歳になるのに、
一向にオムツが取れない焦りもありました。

今時、2歳だったら、オムツしてるのが普通ですけどね(^_^;)

これだけやってきたのに、
まだオムツしてるってどういう事!?

って気持ちがありました。

次女を妊娠していましたし、
このままだと、2人オムツ生活になってしまいます。

次女が生まれる前に、
長女にはオムツ卒業していて欲しかったのに!

だいぶ苛立って、長女にきつく当たった事もありました。

これも、今なら、長女の性格も理解できているので、
全然逆効果ってわかるんですけどね(^_^;)

当時は赤もちも知らなかったし。

(赤もちについては、別の機会に書きます)

結局、時々、トイレでできるものの、
オムツを卒業できないまま、

長女2歳2ヶ月の時に、次女誕生。

長女はイヤイヤ期&赤ちゃん返りで、
トイトレどころじゃなくなりました(^_^;)

今でも覚えてますけどね。

オムツを変えさせてもくれなくて。

布おむつがびしょびしょで
もれるくらいおしっこしてるのに、
部屋の隅で手を握りしめて、仁王立ちして、
オムツ換えを拒否してました。

私のEC生活が、本当の意味で
ちゃんとできるようになったのは、
多分、この後です。

まだまだ本能でおしっこしている次女。

そのサインを読もうとするうちに、
長女のサインも、ちゃんと読めるように
なってきたんです。

長女は、座っている時におしっこしたくなると、
無意識に正座をしてたんです。

それに気づいたら、もう、簡単でした。

正座をしたら、

「あれ?トイレじゃない?GO!!」

おしっこしたら、「あたり!」

しなかったら、「ハズレ!」

ハズレでもよかったけど、
ほとんどあたり。

次女が生まれて、次女に私との時間を奪われる中で、
長女は、この、”当たりハズレ”を、
ゲームみたいに楽しんでいたと思います。

ちゃんと、コミュニケーションが成り立ってたんです。

これで長女自身も”おしっこしたい”の感覚がわかったらしく、
トイレでする事はもともとしてきた事なので、
なんの抵抗もなく、
結果として、2歳4ヶ月の時に、
昼間のオムツは卒業となりました。

本格的なトレーニングは、最後の2ヶ月だけ。

とはいえ、そこまでの積み重ねがあったから、
2ヶ月であっさり完了できたんです。

ところが、半年ほど後、再びオムツに戻る事になります。

その話は、次回。

 

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